人間行動システム専攻の概念・理念
人間行動システム専攻では、人間性を加味した新しい科学技術の発展に寄与する為、人間の知性、認識、社会性、コミュニケーション、生体や行動などの特性を解明し、人間の能力開発の基礎となる理論体系を構築します。
また、その理論体系に基づき、人間とさまざまなメディアや機器との効果を解明し、人間に優しく、人間の能力を引き出しかつ拡大する新しいメディアや、機器の開発に貢献します。
本専攻は、心理学、教育学、生理学、言語理論、認知科学、人間科学、教育工学、生体工学、手法開発、システム開発など、人文・社会科学から理工学までの幅広い学問分野をベースに新しい学際領域を形成するものであり、理工系方法論の厳密さと人文・社会科学の問題解決の為の豊かな発想を融合し、幅広い視野と実践的問題解決能力を備えた人材を育成する事を目指しています。
本専攻における研究と教育は、「基礎」→「開発」→「適用」の３つのステップから進めていき、それぞれの講座の関係を示すと、下図の様になります。
